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RME UCXからCUX Ⅱに乗り換えたレビュー

こんな方向けの記事です


・UCXⅡを購入しようか悩んでいる方
・UCXをすでに持っている方

買い替える必要はあるか

結論から話すと、ぼく個人としてはUCXからUCXⅡに買い替える必要はあまりないと思っています!(笑)

【完】

って感じがしちゃう書き出しになってしまったのですが、ちゃんとそう感じた理由とか書いていきますね!!

主な変化はSteadyClock FS

SteadyClock FS

正直ぼくはクロックの話には詳しくないのですが、ジッターというクリックやドロップアウトの原因となるものを抑制することが可能なようです。

ジッターの生じやすいMADI信号を安定させるのが最初の開発の目的だったらしく、音質の向上はおまけで、動作の安定度を高めることが本当の目的というのがRMEらしくて好きです。

音質は違うのか

実際に音は多少違います。

UCXⅡのほうがUCXより高音域の綺麗さは上で、比較すれば聞き取れる程度には違います。

ただ、それ以外はほぼ同じです。

それに、聞き取れる程度に違うという高音域も、驚くほどの変化ではないので、作曲やMIXに使う分にはどっちでも大丈夫、ほぼ同じ。というのが僕の感想です。

値上がりのうわさを聞いて今のうちにと購入したのですが、今UCXをお持ちの方は無理に買い替えなくてもいいんじゃないかなと思います。

その他の進化

コントロール部は大きく進化

大きな進化はフロントパネルにあります。

カラーディスプレイが搭載され、視認性が向上しました。

またこれまではtotalmixなしでは何にもできなかったのですが、UCXⅡはボリューム操作などがフロントノブでさくっと行えます。

僕はARC USBを使っているのでその恩恵はあまり受けていませんが、うれしい方も多いアップデートだと思います。

ルックスもモダンな感じで、ラックに入ってる姿はテンション上がります。

発熱も下がった

UCXはかなり熱くなり、夏は結構心配でヒートシンクを上に置いてみたりしましたが、UCXⅡはそこまでの発熱は感じません。

引っ越をして使用環境が違うので、厳密な比較ではないですが、UCXより発熱はかなり少ないと思います。

まとめ

しおかぜ
しおかぜ
どうせでも安定感抜群のRMEがさらに安定度を高めてきたのがUCXⅡという印象です。素晴らしい音質ですが、UCXをお持ちであれば無理に買い替える必要はない気がします。

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